生産者の経験談
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千歳市 小林農園
小林 和弘
大根 20ha
水田 14.4ha -
美唄市 牧野農園
牧野 健二
小麦 32ha
米 10ha
大豆 38ha
他 20ha -
洞爺湖町 山田農園
山田 洋之
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倶知安町 柏原農園
柏原 奈月
馬鈴薯 3.5ha
小豆 3ha
ビート 1ha
その他 0.6ha -
倶知安町
青柳 圭太
水田 14ha
玉ねぎ 5ha
大豆 3ha
その他 3ha -
岩見沢市 岩田農園
岩田 良明
千歳市 小林農園
小林 和弘
大根 20ha
水田 14.4ha
私は「イーサンGCK」を使ってすでに6年になります。初めは誰でも考えるように、「農薬」ではないものを散布して、本当に作物に対して「効果」があるのか?疑問でしたが、メーカーさんの言う「有機質が微生物により分解して作物の栄養になる」というお話は、実は昔から聞いている「地力増進のための堆肥の効用」と同じであると思い、使用を始めました。
初年度はそんなに目立った状態ではなかったのですが、2年目から結果がでてきました。一番驚いたのは、大根畑の内、斜面の下の方が例年M~Sサイズで、L~2Lサイズはまず収穫できないのですが、そこがほぼ全面的に平均的サイズで収穫できたことです。また、どこでも発生し得る軟腐病が、農薬を使用していた時より少なくなったこともあります。
3年も過ぎると、心なしか畑の土が、歩くと少し沈むような「柔らかさ」を感じる程になりました。水田の方でも、幼苗期のポット苗床に、2~4日に一度の灌水の時に混合して散布してから、ここ4~5年は青米の原因である遅れ穂(無効分株)が極端に少なくなり、登熟期以降のイモチ病はほとんどありません。メーカーさんに聞いても学術的なことは全くわからないとの答えですが、少なくとも我が家の農業経営と作物には「イーサンGCK」がどうしても必要な資材であることは間違いありません。
ちなみに、嬉しいことに父から農場を後継して、今年(2022年)初めて、お米が全て「1等検」になりました。幼苗の時に散布した乳酸菌類が毎年育苗土から水田に移行し、水田土壌中にある有機質の分解が多くなって、結果自然に地力が増大したのではないかと考えています。
また、過去5年は、農薬でおよそ360万~380万円費用が掛かっておりましたが、現在では200万円を切る程費用を抑えられてきています。
メーカーさんには、これからももっといい乳酸菌を作ってくれることを期待しています。これからもがんばっていきます。
美唄市 牧野農園
牧野 健二
小麦 32ha
米 10ha
大豆 38ha
他 20ha
父から経営を任され、農業経営に従事してから、農産物は極力農薬を減らし、特に可能であれば化学肥料も減らした農業経営を目指して、10年間日々考えており、また市販されている微生物資材(乳酸菌)も実際に使用しておりました。3年前、「イーサンGCK」のメーカーと出会い、新たな取り組みとして「イーサンGCK」を本格的にニンニクの栽培管理に導入したところ、特に生育に問題もなく、思ったほど病気も拡張することがない状態で収穫ができるようになりました。今は他の作物にも使用しています。なにか具体的な病気に対して効果があるということではないですが、ニンニクは正常に育ち、他の作物も同様に、特に大きな病気の兆候も少なくなりました。
結果的に農薬使用の一般的な回数からみると1/2程度しか使用しない状況で、特段収穫量が減る等の影響も出ていません。乳酸菌を使用し出してからここ4~5年、特に3年前からは、農薬が少ない分、出費が抑えられている状況です。(当然、除草剤は必要ですので使用していますが。)「イーサンGCK」の使用前と比べて、年間農薬代約340万円程度の節減に値します。少なくとも私の農園100haの作物栽培における肥培管理には、植物性複合乳酸菌「イーサンGCK」は欠かせない資材の一つです。
洞爺湖町 山田農園
山田 洋之
私たちJAとうや湖農協は2009年11月にグローバル・ギャップ認証産地として食べる人、並びに作る人の安全優先を栽培の基本として参りましたが、長年に渡り化学肥料、農薬が土壌の劣化の一因との考えから、この度植物性複合乳酸菌栽培に取り組みました。乳酸菌の働きで土が柔らかくなることに加え、最大の良さは有機質の分解により作物の最も必要としている肥効成分の吸収が早く、作物が堅固に育つことです。農薬慣行レベルの農薬回数が従来の18回~21回に比べて、本品「夢ジャガ」は9回の農薬回数を目安に栽培致しました。環境保護と持続可能な農業の夢を追い求める先は皆様に必要とされる産地になる事でございます。皆様には今後とも「夢ジャガ」をお気軽にご利用賜れば幸いでございます。ありがとうございます。
倶知安町 柏原農園
柏原 奈月
馬鈴薯3.5ha
小豆 3ha
ビート 1ha
その他 0.6ha
近くの農家の友人より植物性複合乳酸菌「イーサンGCK」の土壌醗酵効果の事を聞き、早速テストをする事にしました。2022年10月31日に収穫作業の終わったビート、小豆、馬鈴薯等の畑全面に、例年は堆肥を使うところ、今年は初めて植物性複合乳酸菌を全面散布致しました。散布後、作物の残渣をはじめ雑草類も含めトラクターで耕起しました。乳酸菌による有機質の醗酵分解で、要素肥料が来年の作物に有効に作用して、生育に役立てばとの思いです。2022年11月20日の朝、外に出ると、写真のような光景が目に飛び込んできました。夜の間に雪が降っていたのに、なぜ私の家の畑だけ雪がないの?と一瞬頭の中がパニックになりましたが、少しして乳酸菌のメーカーの人から説明された乳酸菌発酵の事を思い出し、急いで写真を撮りメーカーにお送りしました。約1ヶ月程度で土中発酵が行われている実態を見る事ができ、今後植物性複合乳酸菌を使う事に何の迷いもなくなりました。来年は全ての作物の畑に事前に乳酸菌を使う計画でおります。
倶知安町
青柳 圭太
水田14ha
玉ねぎ 5ha
大豆 3ha
その他 3ha
元来電子機器関係のサラリーマンをしておりましたが、家庭の都合で父の後を継いで農業に携わるようになって18年となりました。自らが生産する立場になった時に、昔、都会での暮らしの中で、消費者の目線で産地確認、農薬等の安全性を体感したことから、商品を買う方々の気持ちを具体的に農業経営に反映するために、減農薬栽培、化学肥料削減等を通して、大切な農地の環境保護と持続可能な農業の継続を目指して努力しております。
最近になり、知人より植物性複合乳酸菌「イーサンGCK」のメーカーを紹介され、早速緑肥用トウモロコシに散布し、耕起して45 日後に土中のトウモロコシを見たところ、別紙写真のように、乳酸菌を使用した所と未使用の所で、土中発酵の進行状況の違いが見受けられ、驚きました。収穫後の水田にある稲ワラをはじめ、麦類の株等、有機質等の促成発酵が助長されれば、翌年の土壌中の発酵作用による「窒素移行」が少なくなり、作物の生育の障害が少なくなると考え、今年は秋の内に田畑に全面散布しました。また南瓜には幼苗の内から散布し、畑に定植後も全面散布することで茎葉の成長が著しいとの先輩の話を参考に、使用を考えております。
※参考2022.9.26
植物性複合乳酸菌(イーサンGCK)散布後45 日の比較写真(トーモロコシ畑)
岩見沢市 岩田農園
岩田 良明
以前からの知り合いでありましたマルナカ松屋商事㈱さんより地力増進促進剤としての植物性複合乳酸菌を紹介されていましたが、正直なところあまり気乗りしていませんでした。最近になり(一社)有機JAS資材評価協議会の審査認証を得て、農水省の有機JAS資材リストに登録されたことを知り、先ずは自家栽培用のグリーンアスパラに使用してみることにしました。畑の雪もなくなり、土が乾いてきたのでパイプハウスに透明ポリシートを例年通りに掛け、その後グリーンアスパラの根株に植物性複合乳酸菌(商品名:イーサンGCK)を約120倍で散布してみました。今日までの作業記録です。
① 3月27日 パイプハウスにポリシート掛け
② 3月30日 ハウス内グリーンアスパラ根株に第一回目散布120倍希釈
③ 4月4日 アスパラの芽が地表に現れたのを確認(2~3cmくらい)
④ 4月9日 第二回散布 希釈倍率は同じ すでに5cm前後になる
⑤ 4月12日 写真の通り8~10㎝に成長
⑥ この間、比較写真にありますように乳酸菌を散布しなかったアスパラの根株は同一のハウス内にありますが、未だ発芽や出茎も見えない状態です。
因みに私は玉葱栽培が経営の中心ですので今春、耕作前の玉葱畑全面と玉葱育苗床に散布してみました。今秋が楽しみなところです。
同一ハウス内
栗山町 久光農園
久光 俊次
小麦 38ha
メロン 55a
私は歳からメロンに関心を持ち、色々な品種の中より北海道の種苗会社の赤肉キング種の栽培を試みることにして何時の間にか約年の歳月が過ぎました。この赤肉キング種は通常のメロン栽培の~ 倍も栽培管理に労力が掛かります。一日の中で幾度も気温と湿度、そして晴天時と雨天時のハウス内湿度調整の為のポリシートハウスの開閉等々、本当に誕生したばかりの赤子を育てるようにメロンハウスから片時も気を抜くことが出来ないほど、手間の掛かる特殊な栽培品種でございます。然し、こうした苦労を凌いだ暁に得られる収穫後の食味するメロンの味覚にはそれまでの苦労が心底報われる幸福感と充実感が身体中で喜びを感じる一時であります。
他の品種に比べて揺るぎないキング種の持つ独特のトロピカルな香りとメルティ質な舌触感はいつまでも心に残る味と思われます。最近はメロン畑の土も長年の化学肥料と農薬中心による劣化現象の為なのか生育状況が不均等であることが多く、栽培管理に苦労することが多くなり、色々情報を取って研究した結果、植物性複合乳酸菌栽培に切り替える事にしました。この事により将来に向けての土壌環境保護と持続可能な農業環境を目指したメロン作りを目指しております。植物性複合乳酸菌栽培に切り替えてからはお陰で更に農薬回数を減少しても以前と栽培管理が同等でメロンの収穫量も問題がない状態で美味しいメロンを皆様にお届け出来る様になりました。